筆者:Thanh
ベトナム人のサッカーが好きな気持ちは、短い言葉では説明できません。ゴールが入るたびに、街の角で人々が一緒に大きな声を出します。代表チームが優勝すると、夜遅くの街が、急な祭りの場所になります。赤い地に金色の星が付いた国旗が、交差点から交差点まで続いて、人々は道路にあふれ出ます。大きな声は、試合が終わったあとでもなかなか止まりません。
ベトナム代表が勝った夜にこの国へ来ると、ホテルに戻るだけでもとても大変です。その夜、サッカーはグラウンドの中だけの話ではなく、熱い気持ちが街全体に広がり、通りかかった人も足を止めてしまいます。
あるイギリス人の男性の観光客は、ホーチミン市のバーを出たすぐ後、街が爆発しそうな熱気に包まれているのを見ました。タクシーは捕まらず、「ベトナム優勝」という声の中を4.5キロ歩きました。別の観光客はホアンキエム湖へ誘われました。知らない人が外国人をバイクの後ろに乗せて、一緒にお祝いに行く様子を見ました。そのとき口から出たのは、一つの言葉だけでした。「私はベトナムが好きです」。