筆者:ホンイェン
テイニン省（Tây Ninh）は海に面していませんが、太陽の光と風だけで美味しい塩を作り、この土地の名産品として定着させました。
テイニン省はベトナムの南西部に位置します。テイニン省は、ベトナムの人々にとってスピリチュアルな土地であり、有名なバデン山(Núi Bà Đen)で、カオダイ宗教(Đạo Cao Đài)で有名です。
しかし、テイニン省で最も有名な名物はエビの塩です。
カオダイ宗教
バデン山
エビの塩は、テイニン省の不思議な名物です。テイニン省は海がありません。しかしエビの塩が名産品です。なぜ名産品となったのかはは秘密であり、テイニン省の人々の誇りでもあります。
エビの塩は、その名前が示すように、エビと塩の組み合わせです。タイニンの人々は、沿岸地方から材料を輸入し、決められたレシピに従って処理して、美味しいエビの塩を作ってします。
簡単そうに思いますが、美味しいエビの塩を作るために、労働者は多くの気配りをしながら作業をしなければなりません。塩とエビに加えて、他にも重要な成分は唐辛子です。新鮮な赤唐辛子は細心の注意で選択されて、乾燥させます。あとは、乾燥したエビときれいに調製された塩が必要です。
唐辛子とエビを細かく挽き、一定の割合で塩と混ぜて、ニンニク、レモングラスなどの調味料を追加します。その後、それらをすべてフライパンに入れて炒ります。
エビの塩は、テイニン省に来るとき旅行者が家族に買ってあげることが多いです。ベトナム人の料理文化のユニークな特徴でもあります。