筆者:ホン・イェン
赤ちゃん用の桑の数珠は、完全に自然由来の製品であり、100%本物の桑の木から作られています。桑の木は、古くから霊的な意味を持つ植物とされており、祖先たちはこれをベビーベッドのそばに置いたり、赤ちゃんや小さな子どものためにブレスレットにして身につけさせたりして、悪霊や邪気を近づけないようにしてきました。
現代では、桑の木はより丁寧かつ繊細に加工され、新生児を守るために母親たちが求める、さまざまな良い効果を持つアクセサリーとして生まれ変わっています。

桑の数珠は、本物の桑の木から作られており、黄褐色で、木目は大きく、縦に走っているか、粒に沿って渦を巻くような形をしています。現在、市場に出回っている本物の桑の数珠の粒の最小サイズは6ミリのみです。これは、職人やこの木に詳しい人々が本物と偽物を見分けるための特徴の一つとされています。
赤ちゃん用の桑の数珠の意味
民間の言い伝えによると、桑の木は新生児や幼い子どもを悪霊から守り、驚いて泣き出すことや夜泣きなどを防ぐ効果があるとされています。そのため、この数珠は非常に強い霊的な意味を持ち、祖母たちは生後すぐの赤ちゃんから3歳くらいまでのお守りとして、この数珠を選ぶことが多いです。通常は両手首に2本、首にかけたり、ベビーベッドの枕元や枕の下に置いたりします。
さらに、東洋医学の研究によれば、桑の木は痰を伴う咳、吹き出物、寝汗、リウマチ、排尿困難などの症状に効果があるとされています。したがって、赤ちゃんに桑の数珠を使うことで、あせもや寝汗、関節の不調などの予防にもつながると考えられています。