筆者:Kim Ngoc
住所:46 Hai Ba Trung, Tan An, Ninh Kieu, Can Tho
長い歴史を持つカイラン水上マーケットは、現在でも「カントーではどこを観光すればいいの?」と迷ったときに、ぜひ訪れてほしい魅力的な観光スポットの一つである。
美しいメコン川の流れの上には、たくさんの商船が行き交い、さまざまな商品や食べ物が売買されている。活気に満ちたその光景からは、まさにベトナム南西部ならではの雰囲気を感じることができる。
カントーの水上マーケットで美しい写真を撮りたいなら、早朝、特に午前4時から5時ごろに訪れるのがおすすめだ。船に乗って「Chợ nổi Cái Răngカイラン水上マーケット」と書かれた橋まで行き、光が最も美しくなる瞬間を狙えば、これだけで、思わず写真に収めたくなる、SNS映え抜群の一枚が撮れる!
夕方、日が傾き始める頃の水上マーケットも、早朝とはまた違った魅力がある。特別なポーズを取ったり、何か難しいことをやったりする必要はなく、船をチャーターして川を進み、商船の間をゆっくりとすり抜けていくだけで、開放感にあふれた、活気あるカントーの雰囲気を肌で感じることができる。
ニンキエウ埠頭
ニンキエウ埠頭は、ベトナム南西部の都市カントーを代表する、人気の高い観光スポットの一つだ。市の中心部に位置し、ハウ川のほとりに沿って広がるこの埠頭は、独特の建築と豊かな自然、そしてそこに暮らす人々の営みが調和した、美しい景観を楽しめる場所でもある。埠頭には、川沿いの暮らしをめぐる観光船が集まり、ここから船に乗ってハウ川の河口へ向かうことができる。道中では、どこまでも続く黄金色の稲田や、生命力にあふれた白い花々を眺めながら、ゆったりとしたひとときを過ごせる。ここは川と都市が交わる場所でもある。水辺の穏やかな風景と街のにぎわいが溶け合い、カントーを訪れるたびに思わず足を止めて眺めたくなる、魅力的な景色をつくり出している。

このほかにも、クアンチュン橋や観音菩薩像、ニンキエウ公園など、個性豊かな建造物や見どころが点在している。現代的なデザインが印象的なクアンチュン橋は、ハウ川の両岸と市街地を結び、カントーを象徴する存在の一つとなっている。高さ21メートル観音菩薩像は、ベトナム南西部で最大の仏像として知られる。ニンキエウ公園には、グルメやレジャー、憩いのひとときを楽しめるスポットが数多く集まっている。
観光名所として一方、ニンキエウ埠頭は、貨物船や観光船、高速船が行き交う南西部の水上交通の拠点でもある。これらの船は、メコンデルタ各地の都市や地域を結んでいる。カントーの経済と観光業の発展に伴い、ニンキエウ埠頭はこの地域における経済・観光・交通の重要な中心地として、その役割をますます大きくしている。
ニンキエウ埠頭を訪れれば、美しい景観を眺めるだけでなく、ベトナム南西部ならではの文化や食文化、そして地元の人々の独特な暮らしに触れることもできる。旅の途中で、この土地ならではの魅力をじっくり味わってみてはいかがだろうか。
カントーの麺工房を訪ねる
カントーを訪れると、地元の麺工房を見学するチャンスがある。ここでは、フーティウがどのように作られるのか、その製造工程を紹介してもらえるほか、フーティウを購入して家族や友人へのお土産にすることもできる。さらに、地元の人々からフーティウの作り方を教わり、実際に製造を体験することもできる。
カントーで特に知られている麺工房には、次のようなところがある。
サウ・ホアイ麺工房
住所: 476/14 KV7, Lộ Vòng Cung, An Bình坊, Ninh Kiều区, カントー市
参考営業時間: 6:00~18:00
クエ・トイ麺工房
住所: 2 Lộ Yên Hạ, Lê Bình坊, Cái Răng区, カントー市
参考営業時間: 5:30~17:00
チン・クア麺工房
住所: 474C/14A, KV7, An Bình坊, Ninh Kiều区, カントー市
参考営業時間: 6:00~18:00

カントーの人道橋
カントーの人道橋は、「カントーの恋人橋」とも呼ばれ、ハウ川とナムカン運河が交わる地点に位置している。行政区分では、カントー市ニンキエウ区カイケー坊にあたる。カントーの恋人橋は、市を代表する特徴的な建造物の一つで、2010年に建設が始まり、2011年2月14日のバレンタインデーに正式に開通した。
全長約200メートルのこの橋は、現代的かつ創造的なデザインを取り入れ、市民や観光客が歩きながら景色を楽しめる開放的な空間を生み出している。鉄骨とガラスを組み合わせた構造も特徴の一つで、夜になるとライトアップされ、ひときわ美しい景観を醸し出す。

カントーの恋人橋の特徴は、市民や観光客がカントーの街並みを一望し、川や水辺の風景、そしてにぎわう港の様子を眺められる、絶好の眺望スポットとなっていることだ。夕暮れ時にカントーの恋人橋を歩けば、ハウ川のほとりに沈んでいく夕日とともに、カントーの街で最も美しい景色を眺めることができる。恵まれた立地と独特の建築を持つカントーの恋人橋は、地元を歩きながら、その文化や建築を探ることが好きな人にとっても、見逃せないスポットとなっている。
バンラン鷺園
カントー市を訪れたら、ぜひ足を運びたい場所の一つがバンラン鷺園だ。市内中心部から約12km、ビン・トゥイ地区に位置し、約5ヘクタールの広さを持つ。ここでは、手つかずの自然が残る静かな環境の中で、白いサギをはじめとするさまざまな鳥の姿を楽しむことができる。

バンラン鷺園では、空を飛び交う白いサギを眺めたり、川沿いを歩きながら鳥たちの暮らしを観察したりすることができる。サギのほかにも、ペリカンやゴイサギなど、さまざまな鳥が生息している。また、園内には多種多様な植物が生い茂り、鳥たちが暮らす豊かな自然環境をつくり出している。
バンラン鷺園は、自然を愛し、白いサギたちの暮らしを身近に感じたい人にとって、魅力的なスポットだ。手つかずの自然が残る静かな環境の中で、鳥たちの姿をゆっくり観察することができる。カントーを訪れる予定があるなら、ぜひバンラン鷺園にも足を運んでみたい。豊かな水郷の自然が育んできた、ここならではの魅力を感じられるだろう。
ニンキエウ・ナイトマーケット
カントー市を訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいのがニンキエウ・ナイトマーケットだ。街の中でも特に活気があり、さまざまな楽しみ方ができるスポットの一つである。
ニンキエウ・ナイトマーケットは17時から深夜まで営業しており、食べ物や衣類、アクセサリー、生活用品、手工芸品などを扱う多くの露店や店舗が並ぶ。手頃な価格で買い物を楽しめるのも魅力だ。さらに、バインセオやフーティウ、バインミー、ネムヌオンなど、カントーの名物料理やさまざまな屋台グルメを味わうこともできる。

また、ニンキエウ・ナイトマーケットでは、歌や伝統音楽、民俗芸能などを通して、カントーの人々の暮らしや地域文化に触れることもできる。市場の各店舗には、地元の人々が手がけた個性豊かな工芸品やアート作品なども並んでいる。
ニンキエウ・ナイトマーケットは、カントーを訪れたらぜひ立ち寄りたい、街を代表する観光スポットの一つだ。活気あふれる雰囲気の中で、カントーならではの文化や食を楽しむことができる。
カントー博物館
歴史や文化に興味があるなら、カントー博物館はぜひ訪れたいスポットの一つだ。カントーの歴史や文化をはじめ、メコンデルタの暮らしや芸術、古物などを紹介する貴重な資料が展示されている。
1976年に建設され、ニンキエウ区ホアン・ヴァン・トゥ通り1番地に位置する。館内にはさまざまな展示室があり、貴重なコレクションを通して、カントーの歴史と文化を身近に感じることができる。

歴史展示では、先史時代から現代までのカントーの発展と文化遺産を紹介している。美術展示では、地元の現代画家による絵画や彫刻を鑑賞できるほか、館内には生活用品や装飾品、信仰に関する品々、古い書や書道作品、紙幣・硬貨など、さまざまな貴重な古物も収蔵されている。
展示だけでなく、館内や敷地の美しい造りも見どころの一つだ。緑豊かな庭園や池、ゆったりと過ごせる共有スペースが整えられ、静かで落ち着いた雰囲気の中で見学を楽しめる。
芸術や歴史に興味がある人はもちろん、カントーを通してベトナムの文化や人々の暮らしを知りたい人にもおすすめのスポットだ。
ミーカイン観光区
ミーカイン観光区は、カントーを代表する観光スポットの一つだ。市内中心部から約20kmの場所にあり、緑豊かで開放的な園内では、さまざまなレジャーやユニークな体験を楽しめる。
広大なエコパークには、特徴的な建築物をはじめ、多彩なアクティビティや観光客向けの体験が用意されている。自然の中でゆっくり過ごしながら、カントーならではの魅力を満喫できる場所だ。

豊かな水辺の風景と、温かみのある人々の暮らしが織りなすメコンデルタには、独特の文化が息づいている。そんな南部の魅力を一度に楽しみたいなら、カントーのミーカイン観光区がおすすめだ。
「小さな南部」とも呼ばれるミーカインでは、特徴的な建築や伝統芸能、昔ながらの手工芸などを通して、南部の文化に触れることができる。園内には一年を通して果物が実る果樹園もあり、南部ならではの料理も味わえる。カントーを訪れた際には、ぜひミーカインに立ち寄り、ベトナム南部の文化や人々の暮らしを感じてみたい。